盗人狩と書いて「ぬすっとがり」と読みます。
![]() このV字渓谷の奥がぬすっとがりです。 ![]() 盗人狩(ぬすっとかり)』とは、その昔、追いつめられた盗賊がこの地で渦巻く波濤を前に足がすくみ、ついに捕らえられてしまったとこから『ぬすっとがり』の名がついたとのことです。 ![]() そこへ行くためには、左側の壁を伝わっていきます。 鶴岡八幡宮の大銀杏をなぎ倒した大風の吹いた日です。 時に、ふわっと体が浮くような感覚になります。 かなりの角度の壁で、両手両足で3点確保が必要です。 下は淵。 なつなら落ちてもいいけど、この季節はそれはいやです。 それにカメラも携帯も壊れてしまいます。 ![]() 岩の壁からあと5mほどの急な下りの場所にきました。 ここを越えれば向こうに降りられると思った時。 風に吹かれて潮の花が舞っています。 これから渡ろうとしたところに潮の花が、べちゃ、べちゃとくっつきます。 私を狙うかのように、足元にもべちゃ、べちゃ。 今まで乾いていた足場が濡れてしまいました。 手がかりも乏しく、今回はここであきらめました。 ![]() そこから撮影した奥の壁です。 下に白く見えるのが潮の花。 舞い上がって襲ってきます。 ![]() この壁の右に洞窟があります。 左にはカタコンベを思わせるような自然のアーチで出来た小部屋があります。 2007年にはそれを撮影してあります。 見たい方はそちらをご覧になってください。 2007年に行ったときの記事を読む。 ここは危ないですから、覚悟を決めた人のみ近づいてください。 ![]() ------------------------------------------------------- 過去の不思議なまるの記事をご覧になりたい方は----> ここをクリック ------------------------------------------------------- スポンサーサイト
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