芦ノ湖には二つの水門があります。 早川に通じる湖尻水門と深良川に通じる深良水門です。 ![]() 湖尻水門です。 右に並んでいるのは3基ある水門を昇降させる4棟の機械棟です。 ![]() 水門の写真です。 分厚い鉄板で出来ています。 ![]() 一番左と一番右側の機械棟の距離は54mあることになってます。 3基ある水門は左から、13m、13m、20mの幅があります。 操作は、 芦の湖湖尻水門の操作規則等(「芦の湖湖尻水門操作規則」及び「芦の湖湖尻水門操作の洪水等緊急時の措置細則」) によって行われているらしい。 難しい話はやめて、この4棟の機械棟なんだけど、 お伽の国に出てくる小人の家みたいです。 ![]() 次は、深良水門です。 湖尻峠の下を1342m、高低差はわずか9.8mでくりぬいたトンネルがあり、 裾野市へ水を供給しています。 これを作った江戸時代の技術者は、優秀であるが故、 危険人物とみなされて幕府に殺されてしまった?? 昔インターネットでそんな記事を読んだような記憶があり興味シーンシーン。 あとで調べたのですが、映画「箱根風雲録(1952年)」と言うのがあり、 そのような筋書きであったらしいです。 それにしても測量機器もない時代によくこんな工事が出来たものだと感心します。 ![]() 水が水門に飲まれていくように流れ落ちていきます。 ![]() 勢いよくトンネルへ向かう水です。 江戸時代の難工事があったからこそ水利権は静岡県に属しているとのこと。 神奈川県にある芦ノ湖ですが、神奈川県はその水を使うことが出来ません。 ふーん。 ![]() ------------------------------------------------------- 過去の不思議なまるの記事をご覧になりたい方は----> ここをクリック ------------------------------------------------------- ***丹沢など近場の山歩きの記録はこちらからどうぞ*** ***遠足・ハイキングの記事はこちらからどうぞ*** ***鎌倉の記事はこちらからどうぞ*** ***鎌倉以外の神社仏閣の記事はこちらからどうぞ*** ***横浜界隈の記事はこちらからどうぞ*** ***江戸界隈の記事はこちらからどうぞ***
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