寒い日が続いています。
![]() 上野公園に桜色が出現しました。 ![]() よく見ると葉も出ています。 これはオオカンザクラです。 今年は、サクラ祭りは中止とのこと。 ![]() 弁天堂には露店が出てました。 ![]() ソメイヨシノです。 間もなく咲きます。 ------------------------------------------ 福島原子力発電所で高濃度の放射能が含まれる水に足を入れた 作業員3人が被曝したとのニュースがありました。 いかにも3人しか被爆してないように聞こえてしまうのは私だけでしょうか? 放水をした自衛隊の方、消防の方、壊れた原子炉近くで作業をされている方々、 程度の差こそあれ全員が被曝をしています。 日本を守っておられる方々だと思います。 上野公園近辺のコンビニや自動販売機でペットボトルの水を見つけることが出来ませんでした。 ヨウ素131検出でペットボトルの水を買うことが困難になっています。 今後、ヨウ素131の量が増えるのではと心配される方も多いことと思います。 心配が買占めを呼び、乳幼児のお母さんが綺麗な水を入手することが難しくなってしまっています。 騒がれているヨウ素131は、新たな臨界が起らない限り、半減期に従って減っていきます。 ![]() (Atomic and Nuclear Physics DOE-HDBK-1019/1-93より) これはウラン235が核分裂したとき、質量数(原子核を構成する陽子と中性子の合計値)が 幾つの元素に分裂するのか、その確率を示しています。 THERMALと書かれているグラフを見ていただくと、ラクダのようにコブが二つあり、 右側のコブが質料数130~150となっています。 ヨウ素131はそのグループに入りウラン235の核分裂で生成しやすい同位体です。 原子炉が停止していれば、ウランの核分裂による新たな生成はありません。 原子炉が停止した後は、親核種のβ崩壊などでヨウ素131ができます。 アンチモン131---->テルル131---ー>ヨウ素131----->キセノン131 半減期23分 半減期25分 半減期8日 β崩壊によるヨウ素131の新たな生成は、親核種はどれも半減期が短いので、 2週間もたてば無視できると思います。 ヨウ素131は 8日で1/2 16日で1/4 24日で1/8・・・・・・と減っていきます。 原子炉停止後2週間以上たったあと、新たに生成されるヨウ素131はほとんどないのですが、 最初の分がまだ減りきっていないので、国などの出す指示に従うことが必要です。 ラクダのコブグラフが示すように、実はもっと沢山の核分裂生成同位体が出来ています。 例えばセシウム137です。 半減期が長く、人体組織への蓄積が大きかったり土壌への吸着が大きく、 今後影響を及ぼす元素の種類や測定されているデータは国民は知る権利があると思います。 追伸 27日に2号炉のタービン建屋に溜まった水からとんでもない量のヨウ素134(半減期53分) が検出されたという誤報が流れました。 もし、それが正しかったとしたら、原子炉が再稼動したか臨界事故が起ったということになると思います。 燃料棒が破損しているのはほぼ確実ですから、ウラン235とプルトニウム239が水の中にどの位含まれて いるのかを調べておく必要があります。廃液処理の方法を誤ると臨界事故を起します。 ![]() ![]() ***過去の不思議なまるの記事はこちらからどうぞ*** ***丹沢など近場の山歩きの記録はこちらからどうぞ*** ***遠足・ハイキングの記事はこちらからどうぞ*** ***鎌倉の記事はこちらからどうぞ*** ***鎌倉以外の神社仏閣の記事はこちらからどうぞ*** ***横浜界隈の記事はこちらからどうぞ*** ***江戸界隈の記事はこちらからどうぞ*** スポンサーサイト
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