先週の雪で丹沢は積雪が40cmあると聞きました。
そんな所は無理。 かねてから行ってみたいと思っていた伊豆ヶ岳に行ってみることにしました。 ![]() 8:00 西武秩父線正丸駅です。 この駅は秩父巡礼もどきのときに通過ばかりしている駅です。 この時刻に横浜からたどり着くのは、しんどい。 新宿湘南ラインが動いてない時刻なので、品川から乗り換えなのですが、 渋谷経由だとダメ、新橋乗換えで上野経由で何とか。 私を含めて二人が駅を降りました。 その人は直接伊豆ヶ岳方面に行ったようです。 ![]() 駅右手のこの看板を降りて線路をくぐると、直接伊豆ヶ岳に行きます。 私は、そちらへは行かずに、国道を歩き旧正丸峠を目指しました。 ![]() この道は車で秩父に行くとき、十国峠を越えて信州に行くときに通ります。 車でここを通るたびに、正丸峠はどこから登るのだろうと見ていた場所です。 ![]() 国道が右へ大きくカーブするところに入り口がありました。 ![]() この看板が出ています。 ![]() 雪が心配でしたが、こんな感じ。 雪無しで行けるかなぁなんて期待を持ち、沢道を登ります。 ![]() 8:40 道路に出ました。 道標にしたがっていくと、すぐにまた山道です。 ![]() 次に入った山道あたりから、一面の雪となりました。 滑りそうなので、杖を調達。 この杖はこの先かなり役立ってくれました。 足元が滑るときに雪に突き立てて手がかりを得ることができました。 ![]() 8:57 旧正丸峠着です。 登り道の斜面はそうでもなかったのですが、 ここから急に雪が深くなりました。 ![]() これから登っていく道です。 足跡があり、それを忠実にたどります。 そうしないと、階段の脇は吹き溜まりになっていて 膝下10cmくらいまで雪にはまってしまいます。 ![]() 足跡だけがついている雪道。 静かです。 誰もいません。 歩いたことのない道。 自分しかいません。 ![]() 9:13 最初のピークの頂上です。 川越山 766mです。 雪の中を随分登った気がしてますが、 旧正丸峠から15分しか登っていません。 ![]() しばらく平らなところが続きました。 雪道が楽しく、ご機嫌です。 ![]() 9:21 正丸山です。 道標があるだけ。 何もない雪の小さなピークです。 ![]() 東側に山が見えました。 たぶんあれが伊豆ヶ岳。 まだ距離があります。(1時間20分の距離です) ![]() 9:32 休憩所に来ました。 雪がなければ、ここでのお弁当はおいしいでしょう。 最初、ここが正丸峠かと思っていましたが、 正丸峠はここから少し下り車道に出てからです。 ![]() 9:40 正丸峠です。 このときは店屋はやっていませんでした。 ![]() この柱の対面から伊豆ヶ岳方面への道があります。 ![]() ずっと雪道が続きました。 9:59 小高山です。 ![]() 小高山から2分のところ。 正丸駅から直接ここへ登ってくる道があります。 ![]() ピークが前にあります。 最初これが伊豆ヶ岳かしらと思いましたが、 道はこのピークを巻いて行きます。 実はここは五輪山。 反対方向から登れます。 ![]() 反対方向から登ってみました。 ここも正丸駅から直接登ってくることができます。 伊豆ヶ岳は目の前です。 ![]() 10:15 伊豆ヶ岳の男坂です。 ロープが張られ、看板には落石があり登るのは自己責任とか書いてあった覚えがあります。 足跡が一つついています。 やめておけば良かったのに、足跡を追いかけてしまいました。 ![]() 鎖場は、鎖は雪で滑るし、岩は氷で覆われてツルツル。 こりゃまずいと思い、引き返そうかと考えます。 ![]() 下を見ればこんなに登ってきてしまってます。 警告の看板があんなに小さく見えます。 引き返すのも危険です。 ここからは両手を使わないとダメ。 さっきまで使っていた杖を置き、岩場の横のブッシュに入り込みます。 小さな枝をつかみ、フーフー言いながら雪の中を藪をこいで登ります。 ![]() 10:27 鎖場の上に到着。 セーターを着ていたのですが、雪にはいつくばって登ったので、 雪だるまのようになってしまいました。 ほっとしたのもつかの間。 ![]() これを乗り越えないといけません。 滑る岩を、何とかかろうじて乗り越えました。 雪がなければばなんでもないところなのに。 ![]() 10:35 女坂との合流点の看板が見えます。 ホッとしました。 ![]() 看板に書いてあること、了解しました。 雪や凍結している男坂は絶対に入ってはいけません。 ![]() 見上げた伊豆ヶ岳頂上です。 ![]() 10:37 伊豆ヶ岳頂上です。 4人組のパーティーがいました。 ![]() 新緑とか秋なんかはとても良いところだと思いました。 今は雪だけ。 先に行かないといけないので、ここではほとんど休みません。 ![]() 展望です。 前に登った武川岳が見えるらしいのですが、どれだろう。 もしかして、右手の三角は半分削り取られている武甲山ではないのだろうか?? 5分ほどで出発しました。 ここから雪の本格的な下り。 ツルンツルン。 慎重に下ります。 100m下って70mの登りとなります。 ![]() 雪の坂道を登ると、次のピークが見え東屋も見えます。 ![]() 11:03 古御岳 830mです。 伊豆ヶ岳とラクダのこぶのような関係です。 ここも休まず通過。 ここからこれから行く方向を見ると、大きなピークがいくつか見えます。 登ったり下ったりの道のようです。 ばてやすい地形です。 ![]() 途中こんな岩がありました。 岩の下がトンネルになっています。 ![]() 11:32 高畑山です。 ナローノ ??? ![]() ちょっと行くと杉の木にこんな看板が。 合流するのなら、中ノ沢ノ頭を見に行きます。 ![]() 11:50 中ノ沢ノ頭です。 イモグナの頭とも言うらしいです。 小さな小さなピークです。 ![]() ここは正丸駅と吾野駅からのルートのちょうど中間点だそうです。 おお、半分来ました。 ![]() すぐに3人のパーティとすれ違いました。 どこかで見た人たち。 声をかけると、やはり、朝の西武線で同じボックスにいて、東吾野で降りた人たちでした。 逆方向に歩いていて、ここですれ違いました。 東吾野からだと、長いコース。 年配の方とお見受けしましたが、健脚です。 これから雪の伊豆ヶ岳に向かうので無事をお祈りしました。 こちら、降りていくだけのお気楽ムード(本当は違うんだ~) ![]() 山道とは何ぞや? 後で国土地理院の地図を見ると尾根が一つあることがわかりました。 上久通というところへ降りられる模様。 ![]() 12:11 天目指峠(490m)です。 このあたりで昼飯を食べたいと思っていました。 雪の緊張感からも解放され、生様も飲まないと、、、、 休憩所があるのですが、日陰です。 ここで食べるのをやめて子の権現に向かうことにしました。 ![]() いきなりのこの登り。 90m登ります。 この後このようなピークが連続です。 疲れているので、足に来ています。 ああ、天目指峠で生様を飲まなくて良かったなぁ。 飲んでいたらへたばっています。 ![]() 振り返りました。 木の間から、伊豆ヶ岳と古御山が見えます。 随分と遠くまで来てしまいました。 ![]() 12:51 愛宕山です。 小さなお社があります。 ![]() 参拝をします。 ![]() 13:01 子の権現が見えてきました。 ![]() 道順に従って進みます。 ![]() 鉄下駄、大わらじを見学します。 この大わらじは鉄のワーヤーで作ってあるようです。 ![]() 蝋梅も咲いていました。 ![]() どこかで、飯を食べたいと思い、山門に向かって降りていきます。 仁王様を通り過ぎます。 ![]() 見上げると、東屋風の建物があります。 東屋=マイレストラン 期待をこめて向かいます。 やはり東屋。 先客が2名いましたが、片方のベンチが空いていたのでそこで飯の用意をします。 ![]() 今日のメニューはこれ。 生のナメコと、ハンバーグ。 ハンバーグは堂々の20%引き。 まずは、生様。 おいしかったなあ。 男坂を無事抜けられたことに感謝です。 ![]() ナメコをこんな感じで入れます。 ![]() チャルメラのハンバーグナメコラーメンの出来上がりです。 先客はおでんを暖めていましたが、ナメコラーメンにも興味を示したようです。 いいことを考えました。 ![]() 先にラーメンとハンバーグで、ハンバーグラーメンを食べました。 そうするとナメコでとろみのついたナメコ汁が残っています。 それをもう一度暖めて、ナメコ汁をいただきました。 同じ鍋の料理を時間差で2品目、、、、とは言いませんでしょうかね。 気温が低く、お湯が沸きません。 ブタンが蒸発しないので、手で暖めながらゆっくりすごして、小1時間ほどの休憩でした。 14:14 先客に別れを告げて出発です。 吾野までの道を教えていただきました。 ![]() 14:34 山道はここまで。 この後は舗装れた道です。 ![]() 15:06 鉄道のところまで降りてきました。 脇に大きそうな神社がありましたが、駅までまだ1.6Kmあるとのことで、 神社はパス。 ![]() 西武秩父線の脇を通って駅に向かいます。 わずかですが登りがあると、足に応えました。 ![]() 15:24 吾野駅に到着しました。 もう1本残っていた生様をグイッと行きました。 風がかなり冷たくなっていましたが、うまかったす。 このコースは、雪道でなければ十分自然が満喫でき、 上り下りも満喫できる、良いコースと思います。 データ 家を出るときの荷物 約6.5kg(そのうち水1.5リットル 生様2本) 正丸駅 8:00 (標高300m) 旧正丸峠 8:57 (標高660m) 川越山 9:13 (標高766m) 正丸山 9:21 (標高780m) 正丸峠 9:40 (標高630m) 小高山 9:59 (標高720m) 五輪山 10:13 (標高770m) 伊豆ヶ岳 10:37-10:43 (標高851m) 古御岳 11:03 (標高830m) 高畑山 11:32 (標高695m) 中ノ沢ノ頭 11:50 (標高623m) 天目指峠 12:11 (標高490m) 愛宕山 12:51 (標高610m) 子の権現 13:03 (標高630m) 東屋 13:18-14:14 吾野駅 15:24 (標高180m) 電車 15:36 大体の登り:1170m 大体の下り:1290m 地図上の距離:山道13.5Km 食料費 610円(生様2本含む) 交通費 1750円 正丸駅-吾野駅 歩数 32624歩 家を出てからの総歩数 40068歩。 ![]() ![]() ***過去の不思議なまるの記事はこちらからどうぞ*** ***丹沢など近場の山歩きの記録はこちらからどうぞ*** ***遠足・ハイキングの記事はこちらからどうぞ*** ***鎌倉の記事はこちらからどうぞ*** ***鎌倉以外の神社仏閣の記事はこちらからどうぞ*** ***横浜界隈の記事はこちらからどうぞ*** ***江戸界隈の記事はこちらからどうぞ***
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山つつじの頃、お弁当を持って歩くには最高のところです。
伊豆ヶ岳の山頂が狭いので、お隣の古御岳の山頂での休憩も良いと思います。東屋もありますから。 おはようございます。
雪の尾根道楽しめましたね。 丹沢の霧氷を写しに行なくては。 こんにちは。
今日は奥武蔵の山歩きですね。 実は私は昔所沢に居ましたので、この 辺、オフオートバイ&歩きでよく行きました。 懐かしく拝見しました。 ![]() |
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