大倉-鍋割山-ユーシン-熊木ダム-箒杉沢-塔ノ岳-大倉(2008年11月)
先週、鍋割山からユーシンヘ行く途中
鉄砲沢に迷い込み引き返してきました(その記事を読む)。


どこで間違えたのか知りたく、また出かけてしまいました。

今回は国土地理院の電子国土に鍋割山から塔ノ岳までのルートを記載しました。
(この地図使うの初めてです。拡大、縮小、パンができるのですが、重く感じます。
地図がうまく表示できない時は、もう一度やると表示されたりします。
埋め込める情報にも制限があるようなので核心部のみ地図に落としました。)


(電子国土ポータルにて作成)

緑の線は今回歩いた道。
赤線は特に危険と思われた箇所。
青線は、尾根ルートです。



20081123ユーシン大金沢尾根1
7:05 大倉のバス亭着です。
勤労感謝の祝日ということもあり、渋沢から臨時バスが出ていました。
満員です。


20081123ユーシン大金沢尾根2
天気はよさそうです。
太陽の下に光るものが見えます。

もしかして、あれは海?

大倉から海が見えるなんて全く知りませんでした。
また一つ発見です。


20081123ユーシン大金沢尾根3
鍋割山までのことは、先週の記事を参照ください。

8:30、今回の特記事項として、ミズヒ沢出合いにあるボランティアで
運び上げる水が激減していました。
皆さん頑張って運んでいるからなあ。

で、残っているのは4リットルのでかいボトルのみ。
何とかギューギューでデイバックに押し込みます。
きっとマヨネーズを塗ってきたパンは潰れたろう、、、。


20081123ユーシン大金沢尾根4
途中で、空きペットボトルを沢山持って降りる人に出会いました。
山小屋の方か、あるいはボランティアの方かもしれません。


20081123ユーシン大金沢尾根5
9:36 鍋割山到着です。


20081123ユーシン大金沢尾根6
早速運び上げてきた4リットルのペットボトルの水を山小屋に届けます。


20081123ユーシン大金沢尾根7
今日は良い天気です。
富士山もくっきり。


20081123ユーシン大金沢尾根9
海岸もよく見えます。
画面中央付近は海岸まで山が迫っています。
小田原まで歩いた記憶によると、そのような場所は
二宮あたりと思われます。


20081123ユーシン大金沢尾根8
ここでパンを食べます。
今回はちゃんとソーセージをはさんできました。

白いパンよりこちらのほうがおいしいです。


20081123ユーシン大金沢尾根10
さて、今日の宿題に取り掛かります。
9:55に鍋割山荘を出発し、
10:13に問題の「キケン」の木にやってきました。
場所は地図に示してあります。


20081123ユーシン大金沢尾根11
まずは先週のおさらいです。
この急な尾根を下ります。


20081123ユーシン大金沢尾根12
10:16 尾根の先が無いように見えます。


20081123ユーシン大金沢尾根14
右側の谷を見ると、足を踏み外すと、下まで止まらないこと確実。


20081123ユーシン大金沢尾根13
で、左の谷はというと、、
木にマークが見えます。

先週は、きっとあれを目指して左の谷すなわち鉄砲沢を
下り始めたんだと思います。


20081123ユーシン大金沢尾根15
今回は先週の学習がるので尾根を直進します。
先週戻ってきた尾根ですから土地勘があります。
かなり危ないところがあります。

10:19 尾根が割れているところにきます。
正面の岩の木にテープが見えます。
そうか、あそこを登るんだなと思いますが、
この写真の手前すぐのところが崖で降りられません。

それで、さっきの谷へ下るマークは迂回するルートなんだなとわかりました。

少し戻って迂回しました。

前回はそのまま谷を降りちゃったから、ああいうことになったのです。
地図も持っていないようではルートファインディングもクソもありませんでした。


20081123ユーシン大金沢尾根16
さて、本来のルートを進むと、、、。
10:27 写真では楽そうな尾根に見えますが、今回ここが一番困りました。
結構急な斜面で、写真ではわからないほど木の間隔は開いています。
ザレた花崗岩の上の落ち葉は最悪。
滑り出したら止まることができません。

手がかりの無いところでは思わず地面に爪を立ててしまいました。


そのとき歌を思い出しました。
「あなたの背中に爪をたてた~い」


20081123ユーシン大金沢尾根17
10:32 ここまでくれば尾根もおとなしくなりました。
ここを右へ曲がりオガラ沢に向かいます。

正面は、たぶんまっすぐ行くと熊木ダムのトンネル方面にいけるんだと思います。


20081123ユーシン大金沢尾根18
オガラ沢への下りは緩やかです。


20081123ユーシン大金沢尾根19
沢に出ると、このようなところを延々と下ります。

沢ですから、石は浮いていて危ないです。
そういう意味で、ここも要注意です。

なお携帯電話は圏外ですので、
何かあったときは大変です。
誰も通りませんし、熊は通るし、、、。


もちろんカウベルを装着していて、音が谷に響いています。


20081123ユーシン大金沢尾根20
11:06 30分もかかる長い沢下りのあと、ようやく見覚えのあるものの所に来ました。
「ナベワリヤマ 上級者コース キケン多し」
と書かれています。


20081123ユーシン大金沢尾根21
ユーシンの林道が向こうに見えます。

ホットしました。


20081123ユーシン大金沢尾根22     20081123ユーシン大金沢尾根23
今回のオガラ沢出合い       9月のオガラ沢出合い

9月に訪れた時は、シソに似ている野生のにおいのする
ハーブ系の野草が群生していました。
今は散り残った種が少しついているだけでした。


20081123ユーシン大金沢尾根24
11:09 この看板の所に到着です。

過去の記録を見ると、7:05に大倉を出発した場合、ここへの到着は下記の通り。
①塔ノ岳 尊仏ノ土平経由       11:09
②鍋割山 「キケン」の木尾根コース  11:04
③鍋割山 「キケン」の木沢コース   11:09

あまり大差ないなあ。

静かな尾根という意味では②がいいかも。
危険がどうしてもお好きな方は③かなあ。

現在、①②③とも、特に②③は人がめったに通らないですから、
何かあったときはかなり深刻な事態となります。


20081123ユーシン大金沢尾根25
熊木ダムへ向かいました。

9月のときは落石がすごかった林道ですが、
綺麗に石が取り除かれていました。



20081123ユーシン大金沢尾根26
熊木沢行く橋は相変わらず崩落したままです。


20081123ユーシン大金沢尾根27
11:21、熊木ダムの素掘りのトンネルです。

ダムは、端のほうをコンクリート補修工事をやっていました。


20081123ユーシン大金沢尾根28
葉の散った寂しい玄倉川です。


20081123ユーシン大金沢尾根29
この色を見るために、今回もやってきました。

葉が散っているので湖面がよく見えます。

しばし、眺めいります。

今日は、塔ノ岳経由で帰ろうと思っているので滞在は5分ほどで出発です。


20081123ユーシン大金沢尾根30
先ほどのオガラ沢出合い方面に戻ります。

途中にあった熊木沢出会いの看板です。
昔は沢山の人がここを訪れこの看板を見たことでしょう。


20081123ユーシン大金沢尾根31
渓谷越しに眺める晩秋の山肌です。


20081123ユーシン大金沢尾根32
11:43 オガラ沢出合いに戻ってきました。
さらに先へ進みます。

ここで初めて人に会いました。
二人連れのカップルでした。
挨拶しようとしたらむすっとして行ってしまいました。


20081123ユーシン大金沢尾根33
11:51 箒杉沢出合いです。
昔、堰堤工事でダンプが通った道を下りていきます。

この右側の沢が尊仏ノ土平へと続きます。


20081123ユーシン大金沢尾根34
私は左へ行きます。


20081123ユーシン大金沢尾根35
箒杉沢をダンプの道なりに登っていきます。


20081123ユーシン大金沢尾根36
この荒涼とした風景に魅せられてしまってます。

見たことの無い賽の河原かも知れないと思いつつ、登っていきます。


20081123ユーシン大金沢尾根37
この山奥に作られた堰堤は、もしかしたら、
昔の土塁に似ているのかもしれません。

タクラマカン砂漠の中で、砂から身を守るため、
敵から身を守るために作られた土塁に似ているのかもしれません。

どこかで見たような懐かしい風景です。



20081123ユーシン大金沢尾根38
12:09 下から6個目の堰堤でようやく目指す塔ノ岳が見えてきました。

松の木が生えている尾根を登っていきます。


20081123ユーシン大金沢尾根39
7つ目の堰堤から下を見返します。


20081123ユーシン大金沢尾根40
尾根への取り付きはこんな感じ。
藪をこいで登っていきます。


20081123ユーシン大金沢尾根41
大金沢の高い堰堤を見下ろします。


20081123ユーシン大金沢尾根42
12:30となりました。
ラーメンは上に行ってから食べよう。

作ってきた最後のソーセージ入りパンを食べます。

去年、ここでパンと生様を飲んだことを思い出しました。

さて、登り開始です。


20081123ユーシン大金沢尾根43
途中、数箇所このような、落ち葉を集めているのか、調査施設がありました。
去年は補虫網のような古い施設はありましたが、これはなかったと記憶しています。

登りやすい尾根ではありますが、道は無いし、
つい直登になってしまい、足はかなり疲れます。


20081123ユーシン大金沢尾根44
13:00 探していた石が見えてきました。
馬酔木の中に立っています。

20081123ユーシン大金沢尾根45
右塔ヶ岳
左ユーシン

と書かれています。


20081123ユーシン大金沢尾根46
裏は、相変わらず読めませんが昭和24年??
同好会が立てた石碑です。

60年位前は、これが登山道だったのです。


20081123ユーシン大金沢尾根47
右下の石碑とともに下を見てください。

これは、道です。


20081123ユーシン大金沢尾根48
13:13 塔ノ岳-ユーシンの登山道との合流点が見えてきました。

20081123ユーシン大金沢尾根49
13:18 塔ノ岳の水場です。

ここから塔ノ岳まで400m。
いつも思うのですが、ここに来るときはたいがい疲れきっていて、
その400mの長いこと。
それに、ものすごい急坂です。


20081123ユーシン大金沢尾根50
13:30 ようやく塔ノ岳到着です。

相変わらず混んでいます。


20081123ユーシン大金沢尾根51
朝は順光で鍋割山から富士山を見ました。
今度は逆斜光です。

左画面隅中央に鍋割山荘が写っていますがわかりますでしょうか?


20081123ユーシン大金沢尾根52
今日は、横浜のランドマークタワーも見えました。
手前の山は大山北尾根です。


20081123ユーシン大金沢尾根53
北を見ると、同じくらいの高さで、右に蛭ヶ岳、左に檜洞丸が見えます。

蛭ヶ岳から檜洞丸へ行くには最初はずいぶん下るんですね。

20081123ユーシン大金沢尾根54
13:39 ラーメンの準備です。
緑の野菜は蕪の葉っぱです。

生様は凍っていて、無理に蓋を開けたら、最初はゴクと一口だけ飲めて、
後は氷が溶ける都度、おちょぼ口で吸うがごとく品良く頂きました。


20081123ユーシン大金沢尾根55
贅沢に海苔を載せたラーメンです。


20081123ユーシン大金沢尾根56
尊仏ノ土平を見ながら食べると最高です。


20081123ユーシン大金沢尾根57
14:15 下山開始です。
これは花立のあたりまで降りて撮った写真。

景色がいいので遠方を見ているとこけます。
捻挫したら大変。
足元だけ見ております。


20081123ユーシン大金沢尾根58
燃える三ノ塔です。


20081123ユーシン大金沢尾根59
16:20 大倉のバス亭に戻ってきました。

帰りも臨時バスが出ていました。

16:48のバスに乗りましたが、渋沢ではもう暗くなってました。
塔ノ岳は2時過ぎの下山で丁度いいくらいです。


今回、懸案だった鍋割山からユーシンまでの道を確認できたし、
大金沢尾根のルートも再度歩くことが出来て、良い疲労感です。




データ
家を出るときの荷物 6.5kg(そのうち水1.5リットル、生様2本)

大倉出発       7:05
 (標高290m)
二俣着        8:05 ここで水4L追加
後沢乗越着     8:45
(標高800m)
鍋割山着       9:32
(標高1272m)
鍋割山発       9:45
キケンの木着   10:13
(標高1170m)
オガラ沢出会着  11:09
(標高810m)
熊木ダム着     11:21
(標高780m)
熊木ダム発     11:26
箒杉沢出会い発  11:51
大金沢取り付き   12:14
 (標高910m)
塔ノ岳水場      13:18  
塔ノ岳着       13:30 ラーメン
(標高1491m)
塔ノ岳発        14:15
大倉着         16:20
 (標高290m)

大体の登り:1693m
大体の下り:1693m
地図上の距離:21Km

食料費   525円(生様2本含む)
交通費  1540円


家を出てからの総歩数 47230歩。





-------------------------------------------------------
不思議なまるをご覧になりたい方は----> ここをクリック
-------------------------------------------------------
関連記事
スポンサーサイト
【2008/11/25 05:00 】 | どちらかというと登山 | コメント(10) | トラックバック(0)
<<箒杉沢 | ホーム | 北鎌倉-源氏山-扇ヶ谷-鎌倉駅(2008年11月)>>
コメント
落ち葉に囲まれた尾根を歩くと良い音がします。1年前に来た場所に立つと、時間の過ぎる速さをしみじみと実感します。
【2008/11/27 05:52】| URL | ピンピンシニア #- [ 編集 ]
水の美しさにしばし癒されて。。。
どこまでも美しいですね~。
私も一緒に旅に出かけた気分になりました。
どきどきワクワク!!
ありがとうございま~す!!
【2008/11/26 04:54】| URL | 光明 #02S5XAik [ 編集 ]
おはようございます。
快晴の登山よかったですね。
22日はかなりの人数(数百人)が登山されたので、
みんな水運びされたようですね。
【2008/11/26 04:32】| URL | もへじ #- [ 編集 ]
こんばんは
お疲れ様でした^^
富士山、素晴らしいですね!
クッキリとしていますね。
湖面も、とても静かで青空が映っていて
暫く見入ってしまいますよね^^
【2008/11/25 23:31】| URL | 海月 #9xVGaoVI [ 編集 ]
ご無沙汰しています。
相変わらず、精力的にあちこち歩いておられますね。
私はちょっと元気がありません。もう少し気持ちにゆとりが出たら又再開しようと思っています。
【2008/11/25 22:55】| URL | nanbuya #- [ 編集 ]
電子国土の地図、パンや拡大縮小が出来て便利ですが、サイズ大で作成したので重かったようです。

サイズ小で作り直して貼りなおしました。

【2008/11/25 21:44】| URL | ピンピンシニア #- [ 編集 ]
すごーい! 凄すぎます!!
 (私も、1枚目の図は ブブーッ × でした)
「キケン」 という赤色の文字には、一瞬 ドキッ としますけど
空の青さを見ていると
すべてを 忘れちゃいそうです (*^m^*) プッ.
【2008/11/25 21:19】| URL | カプチーノ。 #- [ 編集 ]
こんにちは。
また、長大な山登り記録ですね。
すごいです。おつかれさんです。
1枚目の図?、私のアップアップ
PCでは、無理でーす。
【2008/11/25 19:15】| URL | 枯雑草 #HHMXdmBQ [ 編集 ]
私も、山から海が見える風景見てみたいなぁ。。すごく素敵♪晴れていて良かったですね。
【2008/11/25 17:54】| URL | momocanal #- [ 編集 ]
何時も山岳の、険しさ、景観の美しさに、圧倒されています。!富士山は矢張り高いのですねー。
家にいながら、旅気分を味わい貴重な、ブログと感心、感謝です。!
【2008/11/25 10:00】| URL | 荒野鷹虎 #- [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

FC2Ad