前回の続きです。
![]() 前回は、この森戸川林道の終点で記事が終わりました。 別の場所へ椿を探しに行っても、 この近所では気象も同じだから、椿は同じように咲いていないだろうと推測しました。 で、向かったのはすぐ下を流れてる南沢。 ![]() これです。 ここを渡って中尾根に出る登山道がありますが、 今回は沢を歩いて登っていきます。 8:30 遡行開始です。 丹沢と違い、ここは落ちても冷たい思いをするだけで済むのですが、 出来れば落ちたくない。 新しい足跡を発見。 数日前と思われ、人数は二人です。 ![]() 途中、いくつもの支流が流れ込んでいます。 この場合は左が本流です。 ![]() 何回も川を渡るのですが、いかに濡れないで行くかはルートの取りかた次第。 ![]() 完全に倒木でふさがれています。 こういうところも苦労して通り抜けます。 ![]() 陽が射してきました。 水面に映る影は、こちらが手を振ると向こうも振りました。 その間、背中が太陽光で気持ちよかった。 そういえば、埴輪にもこういう形のがいたっけ。 谷を遡行するうちに不思議な事に気づきました。 自分は濡れてもこの前買ったカメラは濡らさない。 この決意のもとに歩いているわけですが、できれば自分も濡れないために、 次は右に行ってあそこを足場にして次は左へ行ってあの木につかまって次は、、、 なんていう観察はほとんどしてないのです。 足元を滑らないように見ているだけなのに、次のルートは右か左かはなぜかわかっているのです。 意識しない目の脇で捉えた情報を、 脳の別のところが無意識のうちに平行して解析していてくれたように感じました。 だから立ち止ることもちょっとしかなく、どんどん進むことが出来ました。 人間には不思議な力があるものだなあと思いました。 これは、朝、駅のコンコースで勝手に行きかう人に特に注意をしなくても ぶつからずにすれ違っているのと同じだと思いました。 ![]() 遡行を始めて1時間以上が過ぎ、どこまでも続く谷にいいかげんにうんざりしてきました。 ようやく谷も狭くなり、流れる水も減ってきました。 ![]() 9:53 中央にシダに囲まれた岩があります。 ここで谷がほぼ同じ太さで右と左に分かれました。 左のほうが若干太いかなということで、左へ進むことにしました。 ![]() 9:55 森戸川の源流です。 流れはここでおしまいです。 ![]() その先は伏流となり、たまにこのように水が流れているところがあります。 ![]() 10:00 遡行を始めて1時間30分経っています。 結構長く感じる時間です。 大きな二俣にやってきました。 もう水はありません。 尾根が近くに見え、最後の登りとなるようです。 ん?? 木に看板が見えます。 ![]() こんなところに看板があるとは、、、、。 驚きました。 左へ行くと良いようです。 このまま谷を行っても、最後の詰めが藪で大変でしょう。 左は獣道のような道で、 かろうじてルートがわかる急な尾根となっていました。 ![]() 登ること8分。 登山道と合流しました。 というか、ここに飛び出しました。 前方の山は見覚えのある乳頭山です。 ![]() 飛び出したところから20mの所にこの看板がありました。 ![]() 10:13 乳頭山山頂です。 森戸川林道終点から乳頭山まで、南沢遡行では1時間43分。 以前に歩いたタイムで、南沢と並行する中尾根経由では42分。 沢経由は1時間も余計に時間を使っています。 そのせいなのか、疲れました。 ![]() 田浦の港を眺めます。 このあと、中尾根をもう一周しようなんて思わないで、 まっすぐ田浦梅園を目指すことにしました。 ![]() まもなく梅園の梅が満開になるので、老いも若きも家族連れも、 梅園と三浦アルプスをからめてハイキングする人が沢山おられます。 ここはその通過路で、結構危険ですので注意してください。 特に下りは。 ![]() 10:33 横須賀横浜道路を渡ります。 ![]() 振り返った乳頭山(右)です。 奥の山とあわせて、なるほど、乳頭山か、、、、。 ニッコリ。 ![]() 10:41 田浦梅園到着です。 梅を入れて撮影してみました。 ![]() 展望台からの眺めです。 梅はまだ浅く、人はまばらのようです。 ![]() テーブルもガラガラで、一人でテーブルのある一角を独占してランチです。 まず、生様で一杯。つまみはコーンです。 残りのコーンをラーメンに入れて、、なんて手配も終わっています。 生様を1本いただき、もう1本飲みながら、さてラーメンを作ろうと鍋の準備を始めました。 昔の曲、アダモの「雪は降る」というのをご存知ですか? ![]() 水がない あなたはバカね 水がない ラーメン無しね ひもじい昼 白い涙 荷物を仕舞い、早くかえろう ラーラ ラーラ ラーララ ![]() この歌が頭の中を流れました。 水を家に忘れてきてしまってました。 丹沢だったら、大変なことになってました。 ![]() 田浦の梅園は、まだ混んでいませんでした。 梅園はまた別途書きます。 ![]() 12:33 JR田浦に到着です。 ![]() (国土地理院の地図を使用) 椿は見ることが出来ませんでしたが、南沢を遡行できたし、 水仙と梅を見ることができたので、めでたしめでたしです。 歌もうたえたしネ。 ところで、トンネルの中のまる、どうしちゃったのでしょう? ![]() 2月10日は大きな月が昇りました。 どれが月かわかりますか? 下中央の黄色です。 そのときの写真です。(ストロボ使用) トンネル内で見たまると同じかどうかわかりませんが、沢山います。 ![]() ![]() 中央の青いまるです。右の写真はネガポジ変換しています。 ネガポジ変換するとよくわかりますが、 タンポポの綿毛のように見えるのは、 カメラのノイズ処理の影響を調べてみる必要がありそうです。 そうは言っても、まるが浮かんでいることに変わりはないです。 ![]() ![]() 右側の赤っぽいまるの拡大です。右の写真はネガポジ変換しています。 赤いまるは、怒っているとかいうのを聞いたことがあります。 このまるは怒っているのでしょうか? 火星、あるいはさそり座のアンタレスも赤です。 ちなみにタレスは火星を意味しています。火星に向こうを張るものだからアンタレス。 NASAの写真で美しい星雲の写真には必ずルビー色が混じっています。 まるにも全ての色があってもおかしくは無いでしょう。 その1(なぜかジャンルは不思議なまる)を読む (データ) 三浦アルプス(JR逗子駅-葉山教会-仙元山-観音塚-森戸川林道終点-森戸川南沢-乳頭山-田浦梅園-JR田浦駅) JR逗子駅(約10m) 5:56 葉山教会 6:32 仙元山(118m) 6:40 観音塚 7:28 連絡尾根の頭 7:57 森戸川林道終点(65m) 8:21 南沢奥の杉の木 9:50 乳頭山(205m) 10:14 田浦梅園 10:40 生様で花見 ラーメン無しです。 JR田浦駅 12:33 地図上の距離 約12km おおよそ登った高さ 300m(いい加減に地図の等高線を勘定する) おおよそ下った高さ 300m JR逗子駅-JR田浦駅歩数 25000歩 総歩数 32000歩 食料費 500円 交通費 1100円 その1(なぜかジャンルは不思議なまる)を読む ------------------------------------------------------- 不思議なまるをご覧になりたい方は----> ここをクリック -------------------------------------------------------
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ラーメン。
結局食べないで帰りました。 帰りは、田浦梅園の梅の写真を撮っていて、おなかがへっていることも忘れていました。 田浦の駅で電車に乗ったら、生様2本の酔いで寝てしまいました。 こんにちは。
足跡から遊びに来ました。 ハイキングが好きなので、面白くて過去記事も見せていただきました。 前の家が鎌倉に近く、六国見山や鎌倉湖、よく行ったのでなつかしかったです。 三浦アルプスへはまだ行ったことがありません。 梅を見に、今年デビューしてみようと思います。 このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2009/02/12 06:02】| | # [ 編集 ]
ものすごく健康的なハイキングですね!足腰が一番大事な筋肉だとか、どんどん歩かないとと思いました。
自然にルートがわかる・・、それは
シニアさんの山歩き経験の賜物でしょう、 きっと。水は忘れたけど、歌うたったし、 よかったですねー。 繊維状のものは、カメラのノイズ処理の 結果だという気がしますが・・。 訪問、ありがとうございます。
私、月、分かりました。 ![]() ハイキングとか、久しく行ってないから、行きたいなぁ~ ![]() また、遊びに来て下さい ![]()
【2009/02/11 13:16】| URL | らむみ #- [ 編集 ]
どれが月か・・・本当に分からなかった・・・・。
で?? ラーメンは、無事に食べられたんですよね^^ おはようございます。
沢登りは時間がかかるのですね。 箸を忘れた時は枯れ枝で代用できますが、 水は麦茶やミネラルウォーターでも 代用しますか? 快晴のハイキングお疲れさまでした。 ![]() |
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